自動車会社マツダの社名の由来は、ゾロアスター教の神様の名前だった!

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日本を代表する自動車メーカーの一つに「マツダ」がありますよね。世界的にEV潮流にありながら、ガソリンエンジンのさらなる改良に挑み続けてることでも有名ですよね。代表的な車種として「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」なんかが有名です。

 

さて、このマツダですが日本らしく創業者である「松田重次郎」さんの名前からとられているのですが実はもう一つ由来があります。このマツダ社は英語で書くと「MAZDA」なんです。普通、松田であったら「matsuda」や「matuda」となりますよね??ここに、マツダ社の由来がみてとれます。

 

ちょいと歴史的な由来なのでここでご紹介します。




 

神様であるアフラ・マズダーに由来する


このMAZDAですが、明らかに「マズダ」って読めますよね。これ、実は「アフラ・マズダー」っていう神様の名前に由来しているんです。「マズダー」だから「MAZDA」ですね。では何の神様か??あまり聞いたことないかもしれませんが、「ゾロアスター教」っていう宗教の神様なんです。キリスト教でもイスラム教でもユダヤ教でも仏教でもありません。

 

火を神聖視するためよく「拝火教」ともいわれるんですが、ではどんな宗教なのかを見ていきましょう。名前は聞いたことあっても、実際にどんな宗教か知っている人は少ないと思います。

 

ゾロアスター教を簡単に解説


ゾロアスター教がいつ始まったかは諸説あって分かっていませんが、キリスト教よりもっと古く、紀元前6世紀にはゾロアスター教としてほぼ確立されていました。開祖は「ザラスシュトラ」という世界最古の預言者とも呼ばれている人物で、英語では「ゾロアスター」、ドイツ語では「ツァラトゥストラ」と読みます。哲学者ニーチェの著書である「ツァラトゥストラはかく語りき」はこれです。経典は「アヴェスター」といいます。イスラム教でいう「コーラン」ですね。

 

この紀元前6世紀にゾロアスター教の信者が多かった国は「アケメネス朝ペルシャ」といって、いわゆるペルシャ人の国です。今でいう「イラン」に相当します。その後、紀元3世紀に成立した「ササン朝ペルシャ」という国ではゾロアスター教は国教として扱われます。そして、ペルシャといえばペルシャ商人!ペルシャ商人がヨーロッパからアジアにいたるまで移動した結果、ヨーロッパから中国にいたるまで影響を与えるまでの宗教となったわけです。

 

ゾロアスター教の最大の特徴


ではゾロアスター教ってどんな宗教なんでしょうか???これはゾロアスター教の教義ともなっていますが、なんといっても最大の特徴は「善悪二元論」でしょう。ゾロアスター教では主神である「アフラ・マズダー」と、アフラ・マズダー率いる善神である「スプンタ・マンユ(アフラ・マズダーと同一視されることも)」と悪神である「アンラ・マンユ(アーリマンとも)」の善悪の戦いがゾロアスター教の妙味です。

 

そして、「終末論」として最終的には最期の審判が下され、善側が勝ちます。そう、ユダヤ教やキリスト教・イスラム教にある「最後の審判」の思想はここから派生したものなんです。

 

このゾロアスター教の最期の審判では、最終的には全側が勝つとされているため、現在の捉え方では、めちゃくちゃポジティブシンキングな宗教ともある意味いえるでしょう。

 

ではなぜマツダの由来に??


マツダの公式サイトでは、以下のように記されています。

マズダーを東西文明の源泉的シンボルかつ、自動車文明の始原的シンボルとして捉え、また世界平和を希求し自動車産業の光明となることを願って名付けられました。

うーん、内容を見てもちょっと良く分かりませんが、創業者がゾロアスター教の何かに影響され、自分の姓とも似ていることから運命的なものを感じたのかもしれません。

 

マツダがMAZDAだった謎は、ずばりゾロアスター教だったんです。ちなみに、現在ではインド・イランを中心に約10万人前後のゾロアスター教信者がいるんですよ。

蛇足ですが、インディジョーンズ魔球の伝説に出てきた火の神様がゾロアスター教じゃね??って思ったのは自分だけでしょうか??笑




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