スジャータミルクの「スジャータ」は仏教に由来するって知ってましたか?

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スジャータミルクってご存知ですか??いや、聞いた事なくとも必ず一回は使ったことがあるはずです。そう、コーヒーにいれるコーヒーミルクの商品名ですね。お店などで出てくるコーヒーミルクの開け口に「スジャータ」と書いてありますが、特に気にせず使われることがほとんどだと思います。もちろん、ご家庭用もありますが。正式に言うと、「スジャータ めいらくグループ」の商品名ですね。

私が小学生が中学生の頃、このコーヒーミルクの「スジャータ」って言葉を見たときに、ピン!と反応したのを今でも覚えています。この「スジャータ」なんですが、何を隠そう実在の人物なんです。それも、仏教にかかわりがあります。

 

年初めに喫茶店でコーヒーを飲んだときに、ふとスジャータのカップミルクがでてきたので思い立ち、ここで紹介したいと思います!




 

少女スジャータは仏教における重要人物


話は紀元前5世紀頃にまで遡ります。このスジャータというのは今でいうインドの裕福な家庭で育った少女でした。その少女の家の近くの川(ナイランジャナー川といいます)で沐浴をしている人物がいました。その人物こそ後の「ブッダ(お釈迦様)」となる人物なのですが、この時点ではブッダは苦行に明け暮れており、自分自身の体をこれでもか!というほど痛みつけていました。このころのインドの考え方は、苦行の末たどり着くのが悟りであるというのが主流の考え方の一つでした。

 

ここで、この話の必要な重要人物が出揃いました。「少女スジャータ」と「ブッダ(悟りを開く前)」です。では、この二人の接点はなんだったんでしょう??

※ブッダとは「目覚めた人」を意味し、悟りを開いたあとのことを言いますが、ここでは便宜上「ブッダ」としておきます

 

少女スジャータの乳がゆ


ブッダは6年もの苦行の末、ついに行き詰まってしまいます。「苦行なんかしても自分がつらいだけで全然悟れないじゃないか!」と。心身ともに傷だらけのブッダは、ついにナイランジャナー川のほとりで倒れてしまいます。そこに現われたのが少女スジャータちゃんでした。

 

少女スジャータは苦行でやせ細って今にも死んでしまいそうなブッダに「乳がゆ」をふるまいます。乳がゆを作れるというのもの、この頃の時代背景を考えると相当裕福な家だったと考えることができます。

 

苦行で苛め抜いたブッダの体にはこの乳がゆが全身に染み渡ります。そして心身ともに回復したブッダは近くの菩提樹で悟りをひらくことになり、ここに「ブッダ」が誕生することになるんです。かなーり詳細を省いたんで、ブッダファンに怒られそうですが、あしからずです笑

 

少女スジャータとスジャータミルクの関係


もうここまで来ればお分かりですよね!まとめるとスジャータとは「ブッダに乳がゆをふるまった少女であり、ブッダの命の恩人」です。そして、コーヒーミルクの「スジャータミルク」とはこの「乳がゆをふるまった少女」をモチーフとして「スジャータ」と名づけられているわけです。

 

なんで私が小学校~中学校の頃にこのスジャータミルクを見てピンときたかと言うと、手塚治虫のブッダを何度も読んでいたからです。

このブッダに少女スジャータが登場し、ブッダに乳がゆを施すシーンがでてきます。少女スジャータはブッダの物語において、なくてはならない人物なんです。というよりも、手塚治虫の知識が半端無くてやばいです。正月を過ぎてしまいましたが、興味がある人は是非読んでみてください。手塚治虫のブッダと火の鳥は歴史書であり哲学書です。




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