「石敢當」の読み方や意味は?沖縄に行くならぜひ知っておきたいマメ知識!

沖縄、いいですよね。修学旅行の時に初めて沖縄に降り立った時、空気も食べ物も植物も文化も全く異なっており、異国情緒をはっきりと感じたことを覚えています。お墓なんてまるっきり形が違いますもんね。そんな異文化体験ができる沖縄でぜひとも知っておいてもらいたいものがあります。それが、「石敢當」です。

まず読み方なんですが、「いしがんどう」と言ったり、「せっかんとう」「いしがんとう」とも読んだりします。これなんですが、沖縄を歩いてるとほぼ100%目にするものなんです。ただ、あまりにも風景になじんでるために、もしかしたら一回も気付かないまま沖縄旅行が終了、なんてこともあるかもしれません。なので、ここでぜひ「石敢當」という存在を認知してみてください。そうすれば必ず沖縄に行った時に気付くことができますよ。

では、「石敢當」とは何なのか?簡単に説明します!




石敢當を実際に見てみよう


百聞は一見にしかず、です。まずは見てみましょう。石敢當はこんな感じのやつです。どんっ。

ishigandou

石敢當

これはあくまでも一例なんですが、形態は様々です。壁に字で書かれていたり、写真のように瓦にかかれていたり石柱だったりします。ではここから深堀していきます。

 

石敢當の由来


石敢當はとても簡単に言うと「魔よけ」です。元々の発祥は中国の福建省と言われており、中国から近隣諸国へと貿易や人の交流によって伝わったのでしょう。そのため、沖縄だけではなくシンガポールや台湾という中華圏にもこの石敢當は存在しています。

 

日本では圧倒的に沖縄が多いですが、沖縄に近い鹿児島や遠く離れた関東でもレアですが設置してあるところがあります。いずれも、沖縄の人かその関係者が移り住んで設置したのでしょう。ちなみに沖縄ではこの石敢當信仰が未だに根付いているため、新しくできた建物や場所にもこの石敢當が設置されることが多々あるんです。

 

そして、沖縄をぶらり歩いていると、この石敢當はとある場所に多く設置されていることが分かります。それは、「道が交差する場所や建物の入り口」です。三叉路や曲がり道などは特に多く見かけることができます。実はこれには、ちゃーーんとした意味があるんです。見ていきましょう。



魔よけの魔物の正体は「マジムン」


石敢當ですが、最初に「魔よけ」と書きました。では、何の魔物から避けるの?って話なんですが、その正体こそが「マジムン」です。なにやら、響きはかわいいですよね笑 しかし、かわいいのは名前だけで、かなりえぐい魔物なんです。というのも、「マジムンは動物の形をしており、マジムンに股をくぐられたら死ぬ」というものなんです。一発KO!!簡単にいうと、「股くぐられたら死んじゃうから気をつけようぜ!」というものです。末恐ろしい・・・ちなみに、奄美諸島ではハブのことをマジムンと言ったりするんです。

 

そして、ここからが重要です。マジムンの特徴は「直進する性質をもつ」というものです。つまり、丁字路や三叉路など曲がり角にぶつかると、反射角の角度の向かいの家に入ってきてしまうんです。そこで登場するのが「石敢當」というわけなんです。

 

石敢當はマジムンに絶大な効果が!


マジムンの建物への侵入を防ぐための「石敢當」。マジムンに対して絶大なるダメージを与えます。なんと、マジムンが「石敢當」にあたると「粉々に砕けちる」んです!まるで、ドラクエでいう「メガンテ」ですね。ばくだんいわは粉々にくだけちった!的な。

 

そのため、建物への侵入を防ぐために、建物の入り口や丁字路、三叉路というところにたくさん設置してあるんです。しかも沖縄は狭い道が多く、かなり複雑入り組んでいるために、曲がり道が多いのでそういう場所にたくさん石敢當を確認することができます。ちなみに、石敢當は沖縄に行けばお土産でも売ってますよ。シーサーとコラボしている石敢當なんてものあるんです。

このような風習や文化も沖縄の特徴の一つです。普段、都会の喧騒でゆっくりの時間を過ごすことが出来ない人ほど、沖縄ではデジタル機器をしまい、街中の風景を眺めてみてください。新たな発見や気付きがあるはずです。「石敢當」もその中の一つです。現代にまで残る尊敬すべき風習・文化を感じとってください。感じ取らずには、「もったいない」ですよ。




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