府中の地名の由来。府中は今でいう新宿だったという歴史の話

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東京に「府中」という町があります。今年の初詣はその府中にある「大國魂神社」に行ったんですが、いや~この町は歴史に溢れていていいですね。歩いてるだけで数々の史跡と触れ合うことができます。

 

と、いうことで府中はすんごい由緒ある歴史を持った町であるという話をします。今では刑務所や競馬など、府中に対して少し倦厭するイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、府中に住んでるみなさん、誇りに思ってください。すごい町なんです。




 

府中は国府があった


そもそも府中の「府」というのは、政庁を意味します。その「中」なので、つまり府中とは中央政庁ということなんです。これはどういうことなのか説明します。

 

府中の始まりは、なんと「大化の改新」にまでさかのぼります。大化の改新、覚えてますか??簡単におさらいすると、中大兄皇子(後の天智天皇)が中臣鎌足らと策謀し、権力を握っていた有力豪族の蘇我氏を排除します。そして豪族中心の政治から天皇中心の政治へと変革させます。これが、大化の改新です。時に、西暦645年のことです。かなーり昔のことですね。

 

その大化の改新に際し、「律令体制」を敷きます。これは、簡単にいうと今の都道府県みたいなもので、それぞれの国(都道府県)毎に政治を行うんですが、それには中央から人を派遣し行います。つまり、中央集権社会を根付かせるための政策です。そして、そのそれぞれの国に庁舎を置きます。それが「国府」です。いまでいう県庁や都庁のようなものです。

 

武蔵国の国府が今の府中


いまの東京都は埼玉県と一部の神奈川県もあわせて、「武蔵国」といいました。東京都近辺に「武蔵」とつく地名が多いのもそれが由来しています。武蔵溝の口、武蔵小杉、武蔵境、武蔵小金井なんかもろですよね。

 

そして、武蔵国の国府は今でいう府中におかれました。そのため、武蔵国の国府がおかれたあたりが府中と呼ばれるようになり、それが今にまで続いているんです。そして、府中駅前にある大國魂神社は武蔵国の総社。つまり、武蔵国の正式な神社というわけです。そのため、府中駅前からは今でも昔の皿や銭、陶器などがたくさん出てくるんですよ。その一部は大國魂神社で見ることができるので、好きな方はぜひ訪れてみてください。

 

結論、府中は今でいう新宿だ!


ずばり、記事のタイトルの結論となってしまいますが、まさしく府中はいまでいう新宿でした。なぜって!??だって新宿には都庁がありますよね??都庁や県庁は先述したとおり、国府です。なので、今でいう都庁が昔は府中にあったということになるんです。そう、今府中に住んでる方々は誇りにおもってください。昔、都庁は府中にあったんです。

大化の改新はこれが分かりやすいです。岡田准一は歴史人ですね。

ちなみに、府中庁舎がどこにあったかは定かではありませんが、大國魂神社のそばにあった説が一番有力です。そして、府中という地名はそういうわけで、全国にあります。全国の府中は昔、政庁がおかれた場所を意味するので、全国の府中のみなさん、誇りにおもってください笑




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