草津温泉の白旗源泉(白旗の湯)は源頼朝と深い関わりがある話

「草津よいとこ~一度はおいで~♪」で始まる草津節。いや~いいところですよね、草津。この日本三名泉(草津温泉・有馬温泉・下呂温泉)の一つである草津、私も毎年訪れています。

湯畑あたりの雰囲気もさることながら、草津の他との圧倒的な差は「湯質」です。強酸性であり成分の濃いあのお湯は、他の温泉の群を圧倒的に抜いています。

と、温泉成分の話はここまでにして、今回はその草津温泉の中にある源泉の一つ、「白旗源泉」の話です。実はここ草津温泉、温泉街を歩くと分かりますが、「源頼朝」に関わることがたくさん見られます。そのまんま「頼朝」というお店させ軒を連ねていますから。

なぜ草津は頼朝に深いかかわりがあるのか?みてみましょう。




 

名湯、白旗源泉


草津といえば「湯畑」が有名ですよね。ここで、一度湯畑を拝んでおきましょう。どんっ。

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草津温泉は自然湧出量は日本一を誇り、毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分も湧き出しているといわれています。だからこそ、贅沢な源泉かけ流しができるわけですが、実は湧き出している箇所は一つではありません。

温泉が沸きだしているところを文字通り「源泉」といいますが、草津には源泉がたくさんあります。

そして、源泉毎に成分も違えば、湧出量も違うんです。もちろんそれぞれの源泉には名前がつけられており、しっかり管理されています。

その草津源泉の中の一つに「白旗源泉」という源泉が存在します。

この白旗源泉は草津源泉の中でもNo.1の呼び声が高いんです。というのも、成分質も良く、湧出量もそれほど多くないからなんです。

実はこの白旗源泉こそが、あの源頼朝と深い関わりがある源泉なんです。

 

源頼朝が開湯した湯


そもそも「白旗」ってなにかご存知でしょうか??もちろん白い旗なんですが、負けた時にあげる旗じゃあございやせん。

これ、歴史に精通している人なら知っている人もいると思いますが、実は「源氏」の旗印なんです。

源氏は旗印として白い色の旗を使っていました。ちなみに、平家は赤旗です。

つまり、白旗とは源氏の象徴ともいえるものなんです。

というのも、この白旗源泉は源頼朝が発見して湯に使ったといわれています。これ、ちゃんと「吾妻鑑」という記録書に残されています。それ以前にヤマトタケルが入ったとか言われていますが、ちゃんとした記録に残っている人は源頼朝なんです。

 

御座の湯


どういうことかというと、建久4年(1193)8月3日に、源頼朝が浅間山での狩りを行なった際に立ち寄って発見したのが、この白旗源泉といわれています。

その時頼朝が腰掛けた石が残っていたため、この源泉は長らく「御座の湯」といわれてきました。

その後、その御座の湯は明治30年に源氏の白旗にちなんで「白旗の湯」と名前を変え、今にいたっているというわけです。

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ちなみに、今の話は白旗源泉近くにある白旗の湯(共同浴場/無料で入れますよ)の前に石碑として書かれています。ちなみに、白旗源泉の近くには「御座の湯」という共同浴場もちゃんと残っています。

なので、草津にとっては、源頼朝は白旗の湯の発見者でもあり、非常に良いプロモーションともいえるんですね。そういうわけで、草津には頼朝にちなんだ名前がたくさんあるわけなんです。

草津温泉は非常に高温でも有名です。雪をみながら入るにはうってつけの温泉ですよ。この冬ぜひ!




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