日本サッカー協会のシンボル「八咫烏(ヤタガラス)」の歴史にせまる

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サッカー日本代表といえば、侍ブルーといわれる青いユニフォームが特徴ですよね。ところで、ユニフォームのエンブレム、はたまた日本サッカー協会のシンボルにカラスが使われていることをご存知でしょうか??

実はこれ、普通のカラスじゃないんです。足が三本ありますよね!?これは「八咫烏(ヤタガラス)」といって、日本太古の歴史から登場する、由緒正しきカラスなんです。なんか由緒正しいカラスって日本語自体おかしいですが、とにかく由緒正しいんです。




 

八咫烏と日本史の関係


八咫烏が初めて日本の歴史に登場するのは、なんと日本初代天皇である神武天皇の時代までさかのぼります。神武天皇は「神武東征」といって、日本神話において大和国(今でいう奈良県)を征服し、初代天皇に即位する物語があります。

八咫烏は熊野国(今でいう和歌山県と三重県南部。熊野古道なんかが有名ですね)から大和国への道案内をしたという神獣として登場します。カラスっていまでいうと、人の食べた後のゴミを荒したり都心では社会問題化してますが、カラスは昔から神聖な生き物なんです。

八咫烏信仰


ここまで、八咫烏は神武天皇の神武東征の物語に登場し、神武天皇の熊野国から大和国への道案内役となったことを説明しました。つまり、八咫烏が登場したのは熊野国から大和国までということになります。

そのため、八咫烏はその地方でその伝説が色濃く残っており、熊野三山では今でもカラスは神使として扱われています。また、その中でも八咫烏は熊野大神に仕える存在として祀られています。八咫烏はなにも神武東征だけに登場したわけではなく、現在にいたるまで信仰の対象として祀られているんです。

 

ではなぜ三本足なのか


八咫烏の最大の特徴は三本足であることです。これには様々ないわれがありますが、一番強い説というのが「三本足にはそれぞれ意味があり、天・地・人を意味する」というものです。これ、どこかで聞いたことありませんか?そう、キリスト教における三位一体説ですね。

少し意味は違いますが、三という数字は世界中どこでもかなりバランスがとれた数字として扱われていたというのは事実です。しかも、三位一体説が公式なものとなったニケーア公会議が西暦325年のことで、この神武東征が諸説ありますが紀元前頃と推定されるので、三位一体説より前に八咫烏版三位一体説があったと考えると、なにやら日本やるじゃん、となりませんか?

日本サッカー協会や日本代表になっている八咫烏、サッカーだけではなく様々な場所で実は目にすることができます。三本足のカラスマークと出会ったときは、この八咫烏のことを思い出してあげてください。
 




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