丹波村にあるのめこい湯に行き、丹波村城を発見したら、あれっローラー滑り台?の話
GW、終わってしまいましたね!今年はなかなか良い祝日の配置でしたが、来年はまさかの10連休になる可能性があります!ということで、なんとか1年がんばりましょう。そんなGWですが、私は山梨県の「丹波山村」という人口500人ちょっとの山間部にある小さな村に行ってきました。
その目的は「みちの駅たばやま」に併設されている「のめこいの湯」に行くことです。
名物の鹿ばぁーがー。たんぱくな味でした。
GWはどこも混んでますよね??だったら、逆に混んでなさそうな場所を狙いすまして行こうっていう作戦です。GWに村を目指していく人は、ディズニーランドや人気レジャー施設に向かうより確実に少ないはずです。
「のめこい」は丹波山村の方言で「ぬるぬる・すべすべ」の意味
そして、温泉ソムリエでもある私は行ったことのない温泉があったら、行くっきゃないでしょ!っていう感じで、「のめいこ湯」へ。こののめこい湯は最近リニューアルオープンしたばかりで、価格もリニューアル特価かつPhが高い単純硫黄泉ということで行かなきゃいけない条件が揃いまくりです。
のめこい湯は道の駅たばむらに併設されているため、道の駅に車を止め温泉に向かっている最中、なんとなんと温泉以上に興味を引くものを発見してしまいました!!!!
あれっ、こんなところに天守閣が!!!
「なんぞ、これはっ!!????」と思わず言ってしまったものが、これです!どどんっ!
中央よりやや右に天守閣が
写真だと非常に分かりづらいんですが、写真中央よりやや右の山間に櫓?天守?らしきものが見えました!!!丹波山村に城があったことは自分の頭の中のデータベースには無く、また山城であんな目立つ櫓?天守?を作るのは戦国時代のルールからは逸脱してるので、頭の中が?????でいっぱいになりました。確かにこの丹波山村は甲斐と相模、いわゆる武田領と北条領の境であり、青梅街道が通るルートなので中継基地があってもおかしくないですが・・・・
丹波山村のゆるきゃら、タバスキー。ごり押しです。なぜにフスキー系?
ってことで行くっきゃないでしょ!!!!という感じでまずは温泉をしっかり堪能してから、櫓?天守?がある方向に車をすすめることにしました。ちなみに、温泉は非常にヌルヌルで温度も高すぎもせず、さらに単純泉なので肌のダメージが少ないため長湯ができるのでかなりグッドです。さらに、硫黄泉らしく硫化水素臭もするので温泉感も楽しめます。ここはけっこうおすすめです!
丹波山城の正体、見たり!
のめこい湯より丹波山城(仮)の方向へ車を走らせること10分ほど。ついに、丹波山城の駐車場的なところを発見したので、車を止めました。さっそく天守的な方向へ徒歩で向います。すると、珍妙な建物が!!
ロ、ローラーすべり台だと!!
なんと、「ローラースベリ台!!!!!」横に丁寧にタバスキーまでいます。「あぁ、なるほど。丹波山城の城跡を丹波山村の集客機能とするためにローラーすべり台を作ったのね」と頭の中で仮説を作りつつ、とにかく天守へ向います。
天守風なんとやら
側道を歩くこと10分ほど、ついに天守っぽい建物が見えてきました!!!んっ!??天守から滑り台が・・・・見間違いかもしれませんので、もっと近くでみてみましょう。
天守風なんとやら
んっ!??天守から滑り台が・・・・見間違いではなかったー!!!笑 いや、最期まであきらめません。さっそく、天守の中に入ってみましょう。
天守風なんとやらの中
天守から滑り台!これはもう、疑いようも無き真実です笑 ちなみに、天守は二階建てになっており、二階からの風景はなかなか絶景です。
丹波山村を一望できる
ローラーすべり台側
その後、ローラーすべり台を堪能しまくったのはは言うまでもありませんね。ちなみに、400円で何度でも永久リピートできます(冬季は雪がふるため閉鎖)。家族連れが多かったですが、GWでも混みこみしておらず、自然を満喫できるので、非常に癒されますよ。おすすめです。ついでに温泉も入れて、言うことなしです!
ここからは私見ですが、「城」を集客要素に取り込むことは非常に有効だと思います。全ての都道府県庁を城にしてしまえば良いとも思っていますし、またそこまでせずとも「城」をそのままホテルにしてしまえば、日本人のみならず外国人観光客からも人気を集めると思っています。今の都道府県庁やホテルは全世界どこにでもあるような建物でまったく面白みがありません。そういうところこそ、日本固有のものを活かせるチャンスだと思います。
その片鱗を、この丹波山城から感じ取りました。でも城ホテル、ほんとにいいかも。やりたいな笑 星野リゾーあたりがやりそー!!