1000年前から続く阿蘇の野焼きは、圧巻の伝統歴史文化だった!

先日、ついに念願だった阿蘇をドライブしてきました!。阿蘇といえばなんといっても阿蘇氏が代々大宮司を務める「阿蘇神社」を見たかったのですが、残念ながら先年の熊本地震の影響で立ち寄れず・・・・しかしながら、阿蘇のめったに見ることのできないとある風景を見ることができました!それが、「阿蘇の野焼き」です!!

 

いや~すごいですよこれ。噂には聞きおよんでいましたが、まさか目の前で見ることができるとは全く思っていませんでした。とてつもなく貴重な体験をしたので、シェアいたします!




 

1000年前より続く野焼き


まずは、百聞は一見に如かず、です。私が目にした野焼きの様子はこんな感じです!どどんっ!!

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阿蘇の野焼き

 

この日はたまたま阿蘇の「一斉野焼き」の日で、いたるところでこのように枯草原から火の手が上がっていました。まるで、戦時中の様相を呈していましたよ、本当に。そして、写真では分かりませんが、とんでもない熱量です!!車で近くを通りかかった時に窓を開けてみると、とてもじゃないですが30秒以上窓を開けておくことさえできないほどの熱量でした。

 

野焼きの後は、こんな感じになります。

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野焼き後

これ、すごくないですか?笑 本当に一面こんな感じなんです。何も残ってませんよ、的な。

 

実はこの野焼き、なんと1000年以上前から行われていると言われています。まさに、歴史ある伝統文化なんです。今では、地元の有志の方がやられているというのでびっくり。では、なぜ野焼きをするのでしょうか??




野焼きを行う理由


まず、一つ目は「美しい草原を保つため」です。こちらをご覧ください。

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阿蘇の草千里

阿蘇で有名なのがなんと言っても「草千里」です。これは野焼き後に草原が息を吹き始めた様子ですが、阿蘇というのは降水量も多く、冬以外は温暖湿潤な気候のため、人の手が入らないと森と化してしまうそうです。草原化してきたらこのように、これまた阿蘇で有名な馬を放牧します。草原は馬の餌ともなりますからね。

 

また、二つ目の理由として「害虫駆除のため」です。野焼きにより、ダニやその他家畜にとって有害な虫が焼き尽くされるため、牛や馬、はたまた人間が立ち入れる空間となります。少し気になったのが、阿蘇固有の生き物が少なかったので、それはこの野焼きの弊害でもあるのかなぁ、と思いましたが、「百利あって一害なし」というものはそう多くありません。

 

 

今回は「阿蘇が生まれ変わる瞬間」を見ることができましたが、今度は夏に阿蘇にきて「雄大な阿蘇の大草原」を見てみたいと切に思いました。そのような、1000年以上続く伝統文化を目の当たりにできて思わぬ僥倖でしたよ。




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