ザビエルの髪型は「ハゲ」ではなく「トンスラ」だった?簡単に解説!

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日本の歴史においても、圧倒的な知名度をほこる「フランシスコ・ザビエル」。なぜこんなに知名度が高いのか考えてみましたが・・・・まず考えられるのは、その覚えやすい「ネーミング」、そして日本史にほぼ初めて登場する「西欧人」であること。極めつけは・・・はい!ザビエルの頭頂部に注目です!なんといっいてもこの手のポーズと絶妙なコンビネーションを見せている「髪型」ではないでしょうか?

 

小学校ながらに、友達と「うわーハゲてるよ!!!」とかいった思い出が懐かしく感じられますが、今回のお話の実はこのザビエルの「ハゲ」は「ハゲではない!」というお話です。どういうことか、簡単に解説します!




まずは、ザビエルの復習から


「ザビエルを簡単に説明してください」といって、答えられますか?まずは、簡単にザビエルの復習からです。ザビエルはスペイン生まれのカトリック教会の司祭であり、「イエズス会」創設メンバーの一人です。イエズス会とは、簡単にいえば宗派の一つと考えてください。

 

ザビエルと日本の関係ですが、なんといっても彼は「日本に初めてキリスト教を伝えた人物」として、日本史上有名なわけです。1549年のことです。ちなみに、到着したのは鹿児島ですね。1549年なので、「以後よく(1549)広まるキリスト教」という語呂を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

その後、ザビエルは主に西日本各地で布教活動を行い、その後はインドでの布教につとめます。最終的に中国布教を志す中で無念の死を迎えてしまいますが、その功績や活動は引き続き仲間によって行われることとなります。当時の世界は大航海時代ですからね。スペインからはるばるアジアまで航路でやってきていたわけです。




ザビエルのハゲはトンスラ!?


と、ザビエルの復習はここまでにして、ザビエルの頭頂部の秘密にせまります。この頭頂部のハゲですが、実は「人為的なもの」です。つまり、意図してやっているんです。これは、「トンスラ」といって、カトリック教会の修道士の髪型として知られています。特徴としては、頭頂部の髪の毛を剃り、そのまわりの髪の毛は残すというものです。ちなみに、「トンスラ」とはラテン語で「髪の毛を剃る」という意味があります。

 

このような「髪の毛を剃る」という行為は、トンスラだけではなく、世界各地の歴史で見られるんです。一番身近なところでいうと、「ちょんまげ」ですよね。あれも頭頂部を剃り、その他の部位の髪の毛を結い上げていますよね。このように、宗教的理由であったり、文化背景であったりと、「髪の毛を剃る」と言う行為は歴史上においては珍しくないんです。まぁ、本当にハゲあがっている人からすると、一種のカモフラージュとしては成り立ちますが・・・

 

我々が学ぶ歴史の教科書にはトンスラのことは書かれていないので、大人の教科書として、ご紹介いたしました。なので、これ以降「ザビエルはハゲ」という子どもがいましたら、優しく教えてあげていただければと思います。正しいザビエル像により近づけてあげましょう。




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