真田家の家紋である六文銭、持っていないと三途の川は渡れないのか?

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昨年大ヒットしたNHK大河ドラマ「真田丸」。もともと真田一族は真田幸村や真田昌幸をはじめ有名な方でありましたが、歴史好き以外にも真田の名が一気に全国区にまでなりましたね。

さて、真田の家紋といえばあの有名な「六文銭」ですよね。そもそも六文銭はどういう意味があるのかというと、話は死後の世界にうつります。昔から、人は死ぬと三途の川を渡り冥土の世界へ行くというのが一般的な考えですが、問題は「三途の川」なんです。なんたって「川」なんですから。川は渡るもんですよね??そう、三途の川の向こう岸に渡るには、「渡し賃」が必要なんです。

 

その渡し賃にいくら必要かというと、まさに「六文」必要だったわけです。つまり、真田の六文銭は、いつ死んでも安心してあの世にいけるためという意味があるんです。なので、昔は火葬や土葬するときには六文と一緒に埋葬する習慣がありました。

 

では、ここで一つ質問です。死んだ時に六文銭をもってなかったら、どうなるんでしょうか??一銭も持っておらず、一人野たれ死んだりしたら六文銭をあの世にもっていけないですよね??本日はあの世に六文銭をもっていけない場合のお話をします笑




 

服を剥ぎ取る婆さん、奪衣婆(だつえば)


まず一言。死後の世界で六文銭を持たないものは、悲惨な目にあいます。三途の川の渡り場では、醜い老婆の鬼がいます。その老婆の名前は「奪衣婆(だつえば)」と言うんですが、まず文字がすごいですよね。なんせ「衣を奪う婆さん」ですから笑

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そう、名前の通り、六文銭をもっていない者は、この奪衣婆に服を剥ぎ取られてしまうんです。そして、この服が渡し賃代わりとして没収されるわけであります。

 

六文銭を持っていない人の悲惨さはこれだけではありません。この奪衣婆の隣にはもう一人老人の鬼がいます。奪衣婆の夫であるとも言われていますが。

 

服を懸ける爺さん、懸衣翁(けんえおう)


時を駆ける少女ではなく、服を懸ける爺さんです。・・・・はい、すいません。

 

奪衣婆の隣にいる老人の鬼は「懸衣翁(けんえおう)」という翁です。奪衣婆と異なり、懸衣翁はやや穏やかそうな漢字ですよね。「衣を懸ける爺さん」という意味になります。これ、どういう意味なのかをご説明します。

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奪衣婆は三途の川の渡し賃として六文銭を持っていない人から剥ぎ取った服は、華麗なるパスのごとく懸衣翁に渡されます。そして、懸衣翁はその衣服を衣領樹の枝に懸け、その服の持ち主の生前の罪の重さを量ります。そして、その罪の重さをあの閻魔大王にちくるわけであります。なんと、まぁ・・・・

 

じゃあ、六文銭も服ももっていなかったら?


最後に、最悪なパターンをご紹介します。それは、「六文銭ももっておらず、かつ服も着ていないパターン」です。

 

六文銭をもっていなかったとしても、服を着ていれば、それが渡し賃代となり、三途の川は最低でも渡れます。では、六文銭も服も持っていなかったらどうなるのでしょうか??

 

結論から言うと、「とあるものを渡し賃」とすることで三途の川は渡れます。が、その「とあるもの」が最悪なんです・・・・六文銭を服ももっていない場合、奪衣婆に「こやつ、六文銭も服を持っていないな!!!」と判定されます。すると、その情報が懸衣翁へ渡ります。そして、なんと懸衣翁はその者の生皮を剥ぎ取ります笑 生皮を剥ぎ取り、それを渡し賃とするんです。それが、「とあるもの」の正体です。なんてことよ・・・・

 

この六文銭ですが、近年では六文銭を模したものを印刷した紙やお札が死者と共に埋葬されているみたいですよ。・・・・つまるところ、悪いことはするなということですね、はい・・・・




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